テレビは制約が多すぎると誰かが嘆く。
あんな環境で作品など無理だと誰かが応える。
おまえはいいよな自由に作れてと誰かが言う。
この「誰か」はみな、テレビ業界の人たちだ。
僕は、東海テレビの作品は観ているよね?と返す。
誰もが口ごもる。ほらやっぱり。
テレビも映画も関係ない。
やる気になればできるのだ。
規制を言い訳にすべきじゃない。
だから観てほしい。知ってほしい。
危ない橋を渡り、火中の栗を拾い、
四捨五入に徹底して抗う東海テレビの作品の数々を。

森達也(映画監督/作家)

東海テレビの一連のドキュメンタリーは業界の孤高の存在だ。
その映像は俺に語りかけてくる。「世の中に他人事なんてない!」
そして俺の心の師・反骨のルポライター・竹中労の言葉が木霊する。
「人は無力だから群れるのではなく、群れるから無力なのだ」
孤高だからこそ、その表現は届くのだ。

水道橋博士(浅草キッド/漫才師)

『ヤクザと憲法』がカメラで捉えた人間のありようは、自分のフィクションでは逆立ちしても
描くことができない、と思いました。
そしてそれこそが手を叩きたくなるような快感でもありました。
その域にそうして攻め入って行く勇気と、生身の世界にカメラを向けることの意味の重たさを
思考し続ける作り手を尊敬します。
東海テレビの作品を、私もまだまだこれからたくさん見て行きたいと思います。

西川美和(映画監督)